『蒼』を漢和辞書で調べてみた。

「蒼の魔法士」の小説タイトルにも使われている『蒼』。
今回、まじめに調べてみました。
(どこがやねん/汗)

『蒼』は……
草の青い色を指すようです。

色の名として使われている『青』とは異なり、純粋というより深い色味のイメージがあります。
で、『蒼』関連の気に入ってる言葉をちょいちょいと勉強～。

【蒼莽（そうもう）】
１．あおあおとして遠い。空の形容。
２．草木があおあおと茂るさま

【莽蒼（もうそう）】
１．近郊の草木の青々したさま。
２．さびしいさま


……漢字を入れ替えるだけで違う意味にもなるから面白い。

本日の執筆報告～蒼の魔法士篇

蒼の魔法士　第13話没ネタ集。
書いたり消したりを繰り返してるうちに没ネタ倉庫へと送られた文章たち。

【第12話で登場した男が第13話にも出てきた時のセリフ】
結局出番がなくなり没に（汗。

「たいした魔法士じゃねーか。アヤカシを何百と殺せても人一人殺したら腑抜けっちまうなんてよ」

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【第12話で登場した男とミサギたちの会話】
ミサギさん、覚えきれないほど何やらかしてるんだ……。

　ミサギの問いに、男の目が怒りに燃える。
「責任、取ってもらうんだよ！」
「責任て……ミサギどん、なんかまたやらかしたんか？」
「さあ、たくさんありすぎてどれのことだかさっぱり……」
「てめぇどんだけ周りにメーワクかけてんだよっ!?」

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【第12話に出てきた男とみっちゃんの会話】
男はかなり過酷な環境で育っています。

「ここの子供はずいぶんとあまったるい育ち方してんだな」
「おヌシ……！」
　みっちゃんがつかみかかる。
「ユウどんはまだ子供なんじゃぞ！　精神的ダメージは当たり前や！」
「羨ましいっつってんだよ。そんなことくらいで心配してくれる奴がいることが」

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【総寮寺の没セリフ】
すいません、悪口言ってます。

「そうもいかないんだよね。魔法士に適用される法自体が未だにきちんとできてないんだよ。君も知ってるだろ？　今の政府がグダボロなの。凶悪な殺人事件さえ、ようやく時効がなくなったんだ。文明は最先端な国だけど、法に関しちゃ原始時代モノなんだよ」

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【ミサギとみっちゃんの会話】
ミサギさん、謝るシーンなのに反省の色がみられず。

　ミサギは治りかけの傷を見て、ふとつぶやいた。
「……それだけかな？」
「なんやあるん？」
「ユウ君は、僕を刺したことで塞ぎこんでいる……ということは、それより前に
やった事も覚えているんじゃないか？」
「とゆーと……？」
「君は馬鹿か？　……あ、馬鹿だった、すまない」

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【ハルの没セリフ】
何に一番驚いたって、ハルが漢字セリフを吐いてることに驚いてます。

ハルはにこりとわらって姿を消した。
――今度は僕が君を助けるよ。