連想ゲーム。

夜に父さんを迎えに行きました。
今日が仕事納めだそうで、その日は酒飲んで酔っ払ってました。
「迎えに来て」
の電話の時点で酔いが回りまくってるのがわかるくらいに。

それで迎えに行って、帰りに、私が顎関節症になってて、あくびした拍子に戻ったことを話すと、
「そりゃお前、あごが弱い。あごを鍛えなきゃ。固いもん食え」
「いやー、でもさ、小さいときにスルメイカとか、給食でいりことか体にいいもんとか毎日のように食べてたのにさー。最近食べてないからかなあ……？」

と、話をしているうちに、スルメイカの話にかわり、

「イカはな、焼いて食べるんがうまいんよ。で、醤油と七味をかけて――」
「あー……いいねぇそれ♪　それで焼酎なんかをキューって♪」

……会話の内容が、もはや『おっさん』の域にまで達しました。
この歳でもうおっさんの会話orz
あ、それで、スルメが食べたくなって、帰る途中でスーパーに寄りました。

すると、そこの従業員の一人をじーっと見つめるお父さん。
相手側もお父さんに気づいたようで、ふと顔を上げると、二人揃って声をいきなり上げて、私が一番びっくりしました。
どうやらお二方ともお知り合いだったようで、まさかこんなところで会えるとは思わなかったんだそう。

しばらく話の花が咲いて、用事も済んでスーパーをあとにしましたが、
「いやぁ、ホントあんなとこで会えるとは思わんかった」
「あそー。でもすごい偶然だね」
「だなー。スルメ買いに来ただけなのにな（笑）」
「私がスルメ食いたいなんて言わなかったら会えなかったんだね～」

そこで私の脳みそがちょっとおさらい。

父を迎えに行った→顎関節症の話→あごを鍛える話→鍛えるために固いものを食べる話→スルメイカの話→イカ食いたい→スーパーに立ち寄る→父の知り合いに偶然出会う。

なんかすごかった。
偶然プラス連想ゲームで会えたんだ、あの人には……なんて思って、なんかすげぇと思ってしまいました。
私的には楽しかったからこれでよし、と思います。