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keit@ blog

仕神けいたの執筆ホニャラカ報告書。

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蒼の魔法士ウラ面「ミサギと木戸」

ただいま小説家になろうにて連載中の小説「蒼の魔法士」のウラ面(=小説になってないネタ)。
第8話のウラ。

ちょっとメモ帳に書いてあったので、整理も兼ねてここに上げます。

単なるネタです。
小説ではないので御注意ください。
それでは、覚悟のできた方は、下の「ミサギと木戸」をクリックしてごらんください。



【記号の見方】
木:木戸
ミ:ミサギ


ユウは、チョーカーから外し身長ほどに大きくした十字架を構える。
「やるよ! やればいいんだろっ、封印!」
ユウは十字架を握りしめ、自身に気を込めるが如く凶鳥に吠えた。

一度は倒したことのあるアヤカシとはいえ、ユウに苦戦の様子が窺える。
それを見た木戸はミサギにさり気なく訊ねた。

木:ミサギ様、よろしいのですか? ユウさんは、魔力が強いとはいえ、まだ封印には早すぎるのでは……

ミ:いいんだよ。そう言って先延ばしにして、何のメリットがあるんだい。人間、誰しも経験するのが、目標に近づく一番の近道なんだよ。
ユウ君も、この物語上、一回は死にそうな目に遭っておかないと力が出ないだろうからね。

木:物語上、ですか。

ミ:そう。だってユウ君はヒスイのところで、何度三途の川を渡ろうとしたか、誰も知らないんだよ。
だけど、この物語では、そんなことは語られないだろう?
だからここでちょっと瀕死になってもらうのさ。
大丈夫だよ、ユウ君は一応主人公なんだから死にはしないさ。

木:それならば問題ありませんね。

ミ:ないない。じゃ、僕らは僕らの仕事をしよう。

ミサギと木戸、そのまま屋敷へと戻っていく。

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