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仕神けいたの執筆ホニャラカ報告書。

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「鬼の岩」って何ぞや?とかお考えの方や本来の話はどんな?という方のため、参考に掲載します。

「鬼の岩」という民話は、山口県下関市にある角島に伝わる話です。
確か、ネットで掲載があったはずなんですが……仕神のうっかりで元ネタサイトの場所がわからなくなってしまったので、ところどころ抜けてるかもですがメモしたのをここに記します。

【サイズ参考】
小説中に出てきた、距離や長さの単位について。
■単位換算表
http://www.au-techno.com/tan-i.htm#Length

●七尺二寸→約2m18cm
●二尺→約60cm
●半里→約2Km

 豊浦郡豊北町の島戸に、高坪山(長羽山ともいう)という小高い山がある。
 頂上にのぼると、海士ヶ瀬(あまがせ)の海をへだてて、角島が見わたせるながめのいい山である。

 この高坪山に、むかし、たくさんの鬼が住んでいた。鬼は、里に下りてきては物を盗んだり、漁師の家を荒らしたりした。それで、村の人たちは大変困っていた。

 あるとき、このことを聞いた住吉の神様は、何とかして村の人たちを助けてやりたいと思った。よい知恵はないものかと考えた末に、鬼と賭けをすることを思いついた。

 ある日、神様は酒をたくさん作って、鬼の頭を招いた。
 神様は鬼の頭に酒を与えていった。
「お前たちと、ひとつ賭けをしよう。一晩のうちに、この島戸と角島の間の海を埋めて、歩いて渡れる瀬をつくるのじゃ。見事作れたら、お前たちの望みのものを何でもやろう」
 鬼の頭は、そのくらいのことなら造作もないと思ったので、喜んで言った。
「よし、やろう。この賭けに勝ったら、浦じゅうのいけすをもらっていくぞ」
 鬼のかしらは、すぐ家来の鬼どもを呼び集めて神様との賭けの事を話し、神様からいただいた酒で酒盛りをはじめた。

 酒盛りが終わると、さっそく鬼たちは仕事をはじめることにした。
 鬼の頭は不思議な力を出して、大きな石を何万と集めた。
 家来の鬼たちは、その石を次々と海に投げ込んだ。石は見る見るうちに一筋の瀬となってつながっていった。もうあとひと息で角島まで届きそうになる。

 この様子を見た住吉の神様は、
「これは大変だ。このままでは鬼に負けてしまうぞ」
と、驚いて、何とか鬼に勝つ工夫はあるまいかと考えた。

「おお、そうじゃ。」
 神様は、ひざをポンと打つと、蓑(みの)と笠を持ってきて木にのぼり、バタバタと、ニワトリの羽音をたてながら、
「コケコッコー」
 と、大きな鳴き声を出した。
 鬼どもは、
「しまった、夜が明けてしまった。俺たちの負けだ」
 と言って、みんな逃げ出してしまった。

 それからは、村に鬼は出なくなったという。
 村の人は、住吉の神様をありがたく思って、山の上に小さな社を建てて、神様をまつったと言う。
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